NOW?NAO N.Y.: African Dance公演’kekene V'

こちらも先日行われたアフリカンダンスの公演から…
Kotchegna Dance Company のディレクターVado Diomamde が中心となって毎年アイボリーコースト出身のアーティストを一挙に集めて公演をするようになって、今年で５回目。

毎年、リハーサルはぎりぎりではらはら、なのですが、舞台になるとさすがプロの集まり、すんごいエネルギッシュでたまにコミカルなアフリカンショーが繰り広げられています。

今年は初めて、一日２回公演。
私も属させていただいている、Kotchegnaのリハでは、珍しく、結構前から彼、取り組んでいるっぽく、ちょっと安心？してたんだけど、ところがどっこい、いつもより大変だった。笑

他のところじゃ考えられませんが。

ほんとにね、リハの進み方が尋常でない… なぜか、いつも
演技のところでとまり、なんどもやり直しがあり、しかも、それを演じているのはその日限りの代行の誰か…。なぜとばせないのかわからない…他のメンバーも？？？なのですが、
こういうところ、アフリカの方々、ほんとにわからない。しかも、ディレクターや、ちょっと偉い人、皆さんかなり頑固なので、結局言っても聞いてくれないから、誰も口をださん。
今回は、Vado氏の友人（彼もアーティスト）が変わってディレクトするらしく、一瞬ホッとした。のが、間違いでした…笑

長い話を短く。さて、本番当日。
１２時集合、舞台リハスタート１時より。
当然、みなさん時間どおりには来ません。笑
それでも、私は衣装を用意したり、できることをすすめ、
さて、舞台でリハ。
やっとだー、今日こそは、振り付け（フォーメーション）も決めてくれるだろう、と思ってたら。
第一幕の演技、しかも、いつも止まるところ、で、なんどもやり直し…
しかも、それも、またそれ、他の人が代行でやってるだけ…
なのに、今回のディレクター？というか、リハをすすめてる彼、またまた同じところに集中…

みんなこの矛盾さにいらいらしはじめてたけど、どうしようもならん…

時間は刻々とすぎる…

途中で、カンパニーメンバーだけで集まって、とりあえずのフォーメーションを作り始める。踊り自体は踊りこんでいるから、太鼓がはじまれば大丈夫。ただこの時点で、振り付け、というか誰がやるかとか、フォーメーションやらが決まってなかったの。
それなのに、なぜか、なぜか、演技の部分で止まって進まん…

結局一度も舞台でやることなる、リハーサルでも通すこともなく、本番１０分前ですよ。笑
皆、あんまり舞台の流れ、いまいち？？です。その時点で。
だって、そのディレクターが毎回毎回変えるわけ。で、すすまないから、どうしたいのか、？？？です。
話の内容はわかってるけど…
それでも、始まってしまいました…

それでも皆プロ。笑
やってしまった。

一回目、終わってからみんなで一言。

”ああ、そうなるわけね”　って…汗。

ほんとにね、始まってしまえば、アフリカンプロの集団。
結束力、そして、個々のスキルがすごいから、おもしろいんです。みてても。
しかも、男性ダンサーがこんなに一度に沢山集まることも珍しいから、圧巻だと思う。
ただねー、リハに時間をさいているカンパニーメンバーとしては、もうちょっとスムーズに
ね、いってくれてもいいじゃないか、と。笑
でも、恐ろしいのが、ほんとここではそれを分かってしまっていて、覚悟があった自分達、ですね…笑

さてさて、それでも、またまたかなりエネルギッシュな舞台でした。
毎回みていながら素晴らしい、と思う。
今年のテーマはバンパイア。吸血鬼のお話。
村の子供が吸血鬼に食べられてしまい、それをみた母の気がふれ、そこにドクターが現れ、ドクターは母はもとに戻せるが、娘はどうにもできない。その後、シャーマン（特別な力を持った人）をよび、彼が村人に扮してかくれていた吸血鬼を探しあて、それから、娘も生き返らせる。ー＞あとは、Celebration宴会、です。

さて、今回はホントバッタバタ、しかも、始まってしまえば、次から次へと早替え（プラス、どれくらい時間が間にあるかわからなかった。通ししてないからね。笑）写真を撮る暇もあんまりなかったのですが。ちょっとだけ。